菊寿堂は昭和13年に創業。線香の産地である淡路島で、一本一本まごころを込めて線香を作り続けてきました。
80余年の月日が過ぎるなかで、線香や香りの役割は大きく変わったと感じています。
昔は仏前に供えるが主な用途でしたが、近年ではリラックスするための「お香」も一般的となり、
より多くの人が香りを楽しむ時代になりました。
時代は大きく変化していますが、私どもには変わらないものがあります。
それは、香りによって「こころやすらぐ時間を過ごして欲しい」という思い。
仏前で故人と対話する温かな時間、部屋でゆったりと過ごす静かな時間。
そのどちらにも、香りでやすらぎを届けたいと思っています。
そのためには、伝統の製法や文化を守りながらも、日々技術を磨き、挑戦を続け、
より質の高い香りを生み出す努力が欠かせません。
業界の仲間たちと切磋琢磨しながら、香り業界を盛り上げてまいります。
- 代表取締役
- 藤原 裕次郎